7月に滋賀県にお住いの小3の女の子とオンラインでお勉強しました。とてもかわいらしいお嬢さんです。

おうちではお話しできるのですが、学校や、初めての場所、知らない人がいるところでは、言葉を発することができません。

大勢人がいるところ、騒がしいところも苦手です。

お母様は学校の勉強が遅れていること、チャレンジの体験が少ないことが心配でいらっしゃいました。

チコちゃんのパペットにもご登場いただき、三回の算数の授業はノリノリのうちに終了しました。

人形と話しながら、生徒さんとも話すのは初の試みでしたが、私も実に楽しかったです。

場面緘黙のお子さんは、初対面の人が非常に苦手です。

「学校では発話ができなくても、コロナ禍のオンライン授業で、自分の周りに人がいなければ、積極的に授業に参加できた」という実例も朝日新聞で発表されています。

高学年や中学生になればチャットで気持ちを表現できるようになりますし、オンラインでの授業は場面緘黙や、人の集まるところが苦手なお子さまには最敵の学習方法です。

さて、4×５=3×５-□の□にあてはまる数字をこたえるのに苦労したお嬢さんでしたが、「チコちゃん問題」としてご自分で問題を作成する宿題を与えたところ、この通り！

完璧でした。