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2021.10.14
もし発達障害だったらどうしよう 私見ですが。。。
このところ、「発達障害」という言葉もかなり市民権を得てきました。NHKでも特集が組まれるほどですので自分としては「障害」というよりは「一般の人と違うところがかなり突出してちがう」だけという認識だったのですが
先日、ある方とお話して衝撃を受けました。
「発達障害って障害者でしょ?特別学級にいるような子たちですよね?」「天才型?それってところかまわず自分を主張する自己中とかわらないのでは」
いえいえ、発達障害は障害というよりは脳の働き方のタイプのことで、知的障害や知能障害を伴うどころか、むしろ知能指数が高く、天才と言われる方たちには発達障害の方が多いのですよ、とお話したのですが、どうも納得が行っておられないようでした。
認知度が上がってきて、「わたし、発達障害なので片付けられません」みたいな「発達障害と呼ばれたい人たち」まで出現し、世の中にも浸透してきた・・・・と思っていたのは、実は私の思い込みだったようです。
まだまだ世の中の多くの方々は、ADHDやASD、LDのお子さんをこの方のように認識していると思った方が良いかもしれない。
であれば、「もしかすると、うちの子は発達障害かも知れない」という悩みはなかなか人に相談できるものではありません。「私が悪いのだろうか」「しつけの問題だろうか」と悶々と悩む親御さんも多いでしょう。厳しくしつけるあまりお子さんが委縮しておられることもあります。
私などは、「灘中に合格する子なんてほぼADHDかASDの子たちでしょ。でないとあんな短時間であの量のあの難解な算数の問題がとけるわけないやん」と確信しているタイプですから「ASD?人と違うところがあるんですね!これからの時代にものすごく強みになりますよ」とウェルカムモードになるのですが、周りがそんな人ばかりとは限りません。
一つ言えることは、しかるべき医療機関で診断を受けることは、「レッテルを貼る」ことではなく、まちがいなく「より良い生き方を親子ともどもに選択するため」です。
多少周りと合わなかろうが、勉強や音楽、美術、工作、観察などは一人でもできます(教える人は必要ですよ)。その子に合った勉強方法で得意を強みに変えていってください。