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2022.03.21
不登校~ホームスクーリングという選択~
13才の梶田光君の記事です。(朝日新聞2021年12月30日)
リンクしていただいてもデジタル会員でないと全文は読めないのですが、この記事から少し引用させていただきます。
「数学に専念するため、小学校3年の時に教室とは別の部屋で恵美子さんが付き添って勉強することに。4年からは自宅で学習するホームスクーリングにし、運動会などの行事や体育の授業の時だけ登校した。」
「今年から中学1年生になり、都内の中学校に通っていたが、秋からはインターナショナルスクール「クリムゾン・グローバル・アカデミー」(ニュージーランド)で学ぶ。授業はすべてオンラインで英語。午前中は化学や文学などを学び、夜は数学だ。今は経済や物理にも興味がある。」
今、梶田君はオイラー関数を使った超完全数の研究に没頭しています。
ホームスクーリングは欧米ではかなり定着した勉強の形ですが日本ではまだまだ認知度が低く、
自治体や教育委員会、学校の運営責任者の理解や協力に大きく左右されるのが現状です。
ご両親は数学に限らず興味を持ちそうなことは何でも体験させたそうです。それだけではないでしょう。教育機関との交渉や、送り迎え、教材の選択など、特にお母様(恵美子さん)のなさってきたであろう努力に頭が下がります。
さかなクンのお母様、栗原類さんのお母様も子供の好きなことを優先して集中できる環境を整え、サポートをしておられました。
「才能が花開いたのは、小学1年生の時。400ページを超える数学の専門書「Mathematics1001」を買ってもらった。英語教室に通いながら少しずつ読み進め、3年で読破した。すべての素数についての情報を持っている「ゼータ関数」など最先端の数学を、光君は独学で吸収した。」
記事には簡単に書いていますが、この本をどうやって知ったのか、英語教室だけでは到底読み進めることは不可能で、日本語の理解も深めないと無理なはずです。ご両親の協力があってこその成果なのだと推察します。
世間体や周囲の目に捕らわれることなく、ホームスクーリングというスタイルを選択することは非常な勇気を必要とします。家庭の負担も相当のものです。
しかし、学校にお任せではない「ホームスクーリング」は、既存の教育環境になじめない子供たちにとって
好奇心を刺激し、才能が大きく花開く教育の形であると思います。
不登校の子どもたち、発達障害の子どもたちが、「学校に通う」という選択から自由になってのびのびとその才能を育める「ホームスクーリング」、
日本でも定着する日はそう遠くないと思います。
お子さんがホームスクーリングに向いているのか、どんなことをするのかなど
なんでも結構です。お尋ねになりたいことがございましたら下のLINE公式アカウントで友だち登録をしていただき
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