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2022.06.20

「ホームスクーリング」ってなに?後編

中編ではフリースクールとの違いと日本においての法的位置づけについてお話させていただきました。

後編では「ホームスクーリング」はどのようなお子さまに合うのか、具体的な学習手段についてのお話をしましょう。

①どのようなお子さまに合うのか

②具体的な学習手段

①どのようなお子さまに合うのか

「ホームスクーリング」はこんなご家庭に選ばれています。

・公立の学校に通う意味を感じない

・学業以外の天賦の才(スポーツや音楽、役者など)を優先させたい

・数学や物理など好きなことをとことん学びたい(先日ブログでご紹介した13歳の梶田くんがそうですね)

・ハイレベルな勉強がしたい

・集団授業に合わない、みんなと一律が嫌

・みんなと一緒に行動するのが苦手

・周りと比べられたくない

②どんな学習方法・手段があるか

・教科書などを使い保護者や家庭教師が教師役をつとめる

・保護者監督のもとインターネットで在宅講座を受ける「ラーニング・アット・ホーム」

・子どもの自主性に任せて本人の学習する意欲・興味に従って教育を進める「アンスクーリング(ナチュラル・ラーニング)」

・これらのハイブリッド

保護者の方が教師役を務める場合、お子さまの特性や希望に合わせたカリキュラムを長期にわたって作成する覚悟が必要となります。初めての場合や保護者の方に時間がない場合などは経験のある家庭教師やホームスクーリングを実施している施設などと連携して進めるのがよいでしょう。

書籍、オンライン教材、教材系YouTubeなど、ツールは非常に充実しています。

無学年式オンライン教材「すらら」を利用すると、要件を満たせば不登校でも出席扱いになるメリットがあります。

無学年式オンライン教材『すらら』|勉強苦手な小学生編 (surala.jp)

何を使って勉強するかよりも、どのような学習をお子さまにさせたいか、10年にわたっての長期展望を描けるかのほうが大切かも知れません。

長くなりましたので、大学進学についてのお話は回を改めてさせていただきます。

いずれにせよ、「ホームスクーリング」は不登校のお子さまにとってもメリットの大きい学習スタイルだと思います。学校に行かなくてもサクサクお勉強できればこれ以上のことはありません。

お子さんがホームスクーリングに向いているのか、どんなことをするのかなど

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